2011年4月28日木曜日

No Money No Talk !?

もうすぐシンガポールを離れるので最近シンガポーリアンたちと最後のお別れの食事をすることが多い。ここで改めてシンガポーリアンについて気になったことをPick Up したい。



1.No Money, No Talk. 金持ちじゃなかったら話しがストップするということ。シンガポーリアンの金への執着心というか、マテリアリスチックな面が現れている。これはこっちにいて今日初めて聞いたのだが”え!知らなかったの?”みたいな反応をされた。



2.パイセー。これはいわゆるシングリッシュで恥ずかしい”みたいなニュアンスがある。シンガポーリアンは一般的に”パイセー”で最初は初対面の人たちにオープンじゃないことが多い。というか初対面だと”冷たいな”って感じることもある。ちなみにこれは日本の合コンのコンセプトを説明した時に、シンガポールに合コンがない理由はシンガポーリアンは”パイセー”だからだと言われた。



3.Chineseはみんな違う。つまりSingapore Chinese, Mainland Chinese, Malaysia Chinese, Indonesia Chineseといった色々なChineseがいるがシンガポーリアンにとって彼らはみんな違うとのこと。シンガポーリアンは自分たちが一番だと思っている傾向がある。その証拠に彼らに”Mainland China の出身か?と聞くと良い顔をしない。
またMalaysia Chinese を見下している傾向があるのと同時にIndonesia Chineseにはそういう傾向がない。なぜならIndonesia Chinese はお金持ちが多いからだそうだ。うーんAlways money comes first.

寮の前にあるプール付きのコンドミニアム。ミドル~アッパークラスのシンガポーリアンや主に駐在の外国人が住んでいる。プールのほかにもBBQや専用ジムなどもついている。



全体的にやはり彼らは現実的でありマテリアスチックであるということを感じる。この考え方が個々人の行動を形成し、さらには国をも作っていると言っていいだろう。



1. 人々に関して=お金を稼ぐことが一番に来るためそれを達成するために必要なことには投資を惜しまない。たとえば教育。シンガポールの教育制度は非常に競争的。Primary 3, つまり小学校3年からテストによって能力別のクラスに分けられる。シンガポールでは教育は将来の仕事と富みを保障する。だから彼らは勉強する。この教育システムについては非常に興味深いのでまたお話ししたいと思います。



2. 国づくりに関して=お金があってシンガポールの経済に貢献できる外国人はいつでもWelcomeだ。その証拠に実際にシンガポールの人口の4割がいわゆる外国人である、または外国人であった人である。もはや国なのかどうかわからない。



タクシードライバーと話をしてて“シンガポールは好きだよ!将来はシンガポールで働きたいね”て言ったら、彼はこう言ってた。“シンガポールはあなたのことが好きな訳ではないよ!あなたのお金が好きなんだよガハハハハ!”。



国づくりに関してもまた改めて話したいと思う。今回はとりあえずシンガポーリアンについて気になったことでした。






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