ここではシンガポールの大学生、特にSMUの学生に一般的に言えることをお話します。
彼らは”めちゃくちゃ”勉強します。本当に勉強します。まず根本的に大学の捉え方が違います。
日本の一般的な大学生にとっては大学は遊ぶ場、またサークル活動などに打ち込む場、まあ人それぞれですが、勉強に打ち込むって人はそう多くはないと思います。共通認識としてとりあえず単位が取れて卒業が出来ればいいっていうのがありますよね。
彼らシンガポールの大学生(ここではインターナショナルスチューデントも含む)にとって大学とはまず第一に勉強に打ち込み、卒業後の就職に備えて各々ビジネススキルを身につけ磨く場です。
つまり大学が目的なのではなく将来に対する手段でしかないのです。日本の大学ってもはや目的になっていますよね。
ここではGPAというインセンティブが強烈に働いています。高いGPA、つまり良い成績をとることが自分の望む就職先に繋がるからです。こっちでGPAを気にしない人に会ったことはありません。日本の大学ではGPAがあまり重要視されていないので勉強するインセンティブにはなりえていません。
SMUに話を移すとここでは特に成績を気にする人が多い気がします。彼氏の条件にHigh GPAを挙げる女の子に出会ったこともあります(これは彼らのプラグマチックな思考に関係しています。またいつかお話します)。
まあこんな環境に一年もいて自分もGPAを気にする人間になりました。将来の大学院進学を視野に入れたら高いにこしたことはないし。早稲田に帰ったら死ぬ気でGPA上げてやります。正直早稲田ではGPAをインフレさせるのはそんなに難しいことではないので(こっちでは超ムズカシイ)。
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