ここでは実際にとってた授業を紹介します。
その前にSMUには面白い科目登録に仕方があります。基本的に全学生にE-Moneyなるものが配布され学生はそこから取りたい科目にBIDとします。つまりおバーチャルなお金でとりたい授業に対して競りをするんですね。たとえば人気科目には50ドル使おうだとか朝の授業には20ドルで十分だろうだとか。このシステム結構学生には人気がないみたいですが、ビジネスマインドを養うために導入したそうです。さすがビジネススクール。
あと基本的に授業は1コマ3時間です。
まず前期とってた授業から。
Marketing : 基本的なマーケティング101の授業。ベルギー人教授
グループメート:シンガポーリアン4人、韓国人1人。
プロジェクト:シンガポール発の化粧品会社のマーケティング戦略に対して分析と提言をした。あと何個かケーススタディやった。
Management of People at Work : 企業行動論。ドイツ人教授。
グループメート:ALLシンガポーリアン。
プロジェクト:中国のファミリービジネスについてのケースをやった。あと著名なOrganisational Behaviorの学者のWikiを作った。
Management Communication : ビジネスにおける交渉の仕方だとか、企業のイメージだとか、要するにコーポレートコミュニケーション。インド人教授。
グループメート:アメリカ1人(彼は起業したため途中帰国)、カナダ1人、メキシコ人1人
プロジェクト:シンガポールの郵便会社のロゴを変えてイメージチェンジを提言。あとは個人プレゼンでWao Moment を作れっていうお題がでて、日本とブータンの比較で経済成長=幸福じゃないっていうのをやった。
Training and Development : その名の通りトレーニングとデブロップメント。HRの授業です。シンガポール人教授。
グループメート:ALLシンガポーリアン
プロジェクト:プロフェッショナルスキルワークショップというのを各チームがやった。要するに企業で役に立ちそうな研修を考えて実際にやりなさいってこと。僕のグループは、自分をプロファイルして自分自身がどのような人間か知るってことによって会社で働く際に約にたつじゃんっていうワークショップ行った。DISCプロファイルです。
ちなみにこれはマーケティングのグループプロジェクト。
見てお分かりのようにグループワークが基本的に中心。だからプロジェクトのためにグループミーティングがしょっちゅうあります。
最初は知らない他人と、しかも文化のまったく違う人たちと働くっていうのは慣れなかったし自分の実力を発揮できなかった。ていうかそれ以前に知識量、つまりインプットのの量に圧倒的な差を感じて無力感バリバリでした。すなわち実力自体がなかった。
正直に最初のころほんとうに自分の能力のなさ、そして知識のなさに嘆き絶望する日々でした。どうしたらいいものかと考えるうちに、”きちんと完璧に準備をすればミーテイングで発言権をある程度確保できるし、グループワークに貢献できるなあ”と、とても基本的なことに気付き、ミーテイング前はトピックに関するものを読み込みでから参加するようになった。
それからは大分ましになったと思う。ただその中で強く思ったのは自分に能力のなさに愕然としたこと。一応日本のトップクラスの大学から来ているのだからシンガポールでもある程度通用するんじゃないかっていう考えがあった。正直最初は全くダメでした。なんど”こいつらやばい”と思ったことか。これに関してはまた今度お話したいと思います。
次は後期とった授業について。
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