2011年4月13日水曜日

ルームメイト紹介 2

ルームメイト紹介第二弾。


次は中国人のルームメイトの通称ロンです。





  • 名前は? 謝輔仁
  • 年齢は? 25歳
  • 専攻は? Master of Professional Accounting
  • 前職は? 新卒でHSBC中国に入って働いてたよ。
  • なんでシンガポールきたの? シンガポールで公認会計士になるため。
  • 卒業後は何するの? 公認会計士の資格をとって監査法人で働くよ。
  • シンガポールにはどう思う? 3Bだね!Beautiful Boys, Beautiful Girls, Beautiful Place.
  • 日本は? 日本は愛しているよ!だって日本のアニメと漫画は最高じゃん!
  • この部屋どう思う? Clean and tidy without KEN!
  • 最後に何か? Its nice to meet ken here, ken always eats my ice creams though. Anyways, I hope Ken will meet beautiful woman and earn a lot of money.







ふざけてますね(笑)。でも面接の練習とかレジュメの添削とかで色々アドヴァイスもらってるんでかなり助かってます。






僕がいなかったら部屋が綺麗だったとか言ってますが、彼はめちゃめちゃ綺麗好きで常に部屋を掃除してます。自分は結構Lazyな方なのでまあそいった面でも助かってますね。あとたまに朝飯作ってくれる。なんだかんだ良いやつです。

ルームメイト紹介 1

今日はルームメイトを紹介します。






こっちにきてから大学から約バスで20分の寮に住んでいます。寮といってもHDB(シンガポールの公営住宅)の15階と16階を大学が貸し切って、交換留学生とインターナショナルスチューデントに提供しています。






後期はインド人と中国人のマスターの学生とルームをシェアしてます。彼らをインタビュー形式で紹介します。まずインド人の彼から行きましょう。





  • 名前は? ビシュニュ・マダム
  • 年齢は? 35歳
  • 専攻は? Master of IT in Business.
  • 前職は? Infosys というインドのIT会社で働いてたよ。
  • なんでシンガポールに来たの? Banking のBusiness Knowledgeをつけたかったからだよ。
  • マスター修了後は? シンガポールの金融機関で働く予定だよ。
  • シンガポールについてどう思う? 正直長くいたらつまらないかな。バスだって電車だって時間通りにくるし、多くのことが予測できちゃうからね。インドだったら絶対時間通りにこないもんね。でも予想外のことがたくさん起きるからある意味楽しいかな。あとシンガポールは小さいからSocializationも重要だね。
  • 日本については?Discipline and Quality. 
  • 最後にこの部屋はどう思う?Nice!!


インド人って言うとおしゃべりなイメージがありますが彼はとても寡黙です。将来はインドに戻って教育に携わりたいそうです。

2011年4月12日火曜日

シンガポールの大学生 2

シンガポーリアンはPrimary School からバイリンガル教育を受けているので人種によって英語+中国orマレー語orタミル語が基本的に話せます。



多くの大学生にとって英語が基本的に第一言語ですね。だから中華系だと中国語が流暢ではない人とかいるんです。つまり中国Naitiveなのではなく英語Naitiveなんですね。家でも英語で会話してる人が多いです。ただしこれは僕が実際に毎日接している大学教育を受けている人たちに限った話で、ホーカー(フードコード)とかに行けばみんな中国語話しています。



これは若干驚きでした。シンガポールに来る前は逆だと思ってましたから。つまり中国がが第一言語だと。



いずれにせよ僕含め多くの日本人が英語習得に苦しんでいるのをよそに大抵のシンガポーリアンは英語と中国語が標準装備されているわけなんです。これは国際社会にでたらとんでもない差ですよね。



それに前回お話したように彼らは大学では死ぬほど勉強する。



じゃあ僕ら日本人って何で、どこで勝負するんだと。これは留学中にずっと考えていたことでした。この容赦のないグローバル化の中で、彼らのような優秀なやつらどうやって戦っていくんだと。



海外に出て色々な学生に接して気付いたことはやはり圧倒的なインプット、そして能力(語学力、思考力など)の差でした。

シンガポールの大学生 1

ここではシンガポールの大学生、特にSMUの学生に一般的に言えることをお話します。



彼らは”めちゃくちゃ”勉強します。本当に勉強します。まず根本的に大学の捉え方が違います。



日本の一般的な大学生にとっては大学は遊ぶ場、またサークル活動などに打ち込む場、まあ人それぞれですが、勉強に打ち込むって人はそう多くはないと思います。共通認識としてとりあえず単位が取れて卒業が出来ればいいっていうのがありますよね。



彼らシンガポールの大学生(ここではインターナショナルスチューデントも含む)にとって大学とはまず第一に勉強に打ち込み、卒業後の就職に備えて各々ビジネススキルを身につけ磨く場です。



つまり大学が目的なのではなく将来に対する手段でしかないのです。日本の大学ってもはや目的になっていますよね。



ここではGPAというインセンティブが強烈に働いています。高いGPA、つまり良い成績をとることが自分の望む就職先に繋がるからです。こっちでGPAを気にしない人に会ったことはありません。日本の大学ではGPAがあまり重要視されていないので勉強するインセンティブにはなりえていません。



SMUに話を移すとここでは特に成績を気にする人が多い気がします。彼氏の条件にHigh GPAを挙げる女の子に出会ったこともあります(これは彼らのプラグマチックな思考に関係しています。またいつかお話します)。



まあこんな環境に一年もいて自分もGPAを気にする人間になりました。将来の大学院進学を視野に入れたら高いにこしたことはないし。早稲田に帰ったら死ぬ気でGPA上げてやります。正直早稲田ではGPAをインフレさせるのはそんなに難しいことではないので(こっちでは超ムズカシイ)。

SMU:Super Competitive Culture

何故SMUのカルチャーはSuper Competitiveなのか?



まずSMUの学生はとにかく勉強します。これはシンガポールの大学生全般に言えることですが、特にSMUでは皆が一番になりたい、A+をとりたいというシンガポール特有の"キアス"という文化が強いです。皆が誰にも負けたくないっていうマインドセットのを持っているので競争は本当に熾烈です。



ビジネススクールなのからかもしれませんが皆マインドセットがかなりプラグマテイックでドライです。悪い言い方をすれば冷たいのかもしれませんが良い言い方をすればかなり現実的な思考を持っています。ビジネススクールに所属する学生以外でも大体の人がセカンドメジャーでファイナンスやらマーケティングやらビジネス系のものを専攻しています。Social Science のあるシンガポーリアンいわく"なんらかのビジネススキルがないとSocial Science専攻じゃ就職きついよ"とのこと。




またシンガポールではGPAが就職においてとても重要視されています。だから勉強すればある程度将来の道筋は見えてくるんです。




これがSuper Competitiveなカルチャーを生み出してます。




もうひとつこのカルチャーを作り出しているのは要因は学校側にありますね。それは単純に各授業におけるWorkloadが異常に多いこと。つまりどの授業でも必ずプロジェクトがあるので同時に4プロジェクト進行とかいう場合が良くある。これはSMU特有でしょう。




そういえば誰かがSMUのことを"これは4 years 学部MBAだろ "って言ってたな。だとしたらここで4年間鍛えられたらどんだけ力つくんだろう。おそろしや。

授業:後期

12月に前期の授業が終わってからは1月に後期の授業が始まるまで1カ月まるまる東南アジアを旅していました。ベトナムに始まり、カンボジア、タイ、マレーシアと。実は東南アジアをじっくり見たいってのもあったので良い機会でした。シンガポールは東南アジアを旅行するなら本当に便利ですよ。






で後期の授業なんですが前期の成績が出てMarketingでA+がきたこと、そしてMarketingが学問としてまたビジネスとして単純に面白いなって思ったのでMarketing系の授業を中心に組みました。






Consumer Behavior: 消費者行動論。前半の授業はかなりPsychology の理論の説明が占めた。後半になってそれを実際にどう使っているかっていう話になった。ロレアル、スターバックス、あとBMWのケースをやった。フランス人の女の子のグループメートが旅行ばっか行っててミーテイングに全然来なかった。シンガポール人教授。
グループメート:シンガポーリアン2、フランス1、中国1
プロジェクト:シンガポール発の化粧品会社のLow AwarnessについてLocal BrandとInternational Brandの比較。




New Product Development : 新商品開発。この授業は一応マーケティングの分野に入るんだがかなりアントレプレナーシップ寄りだった。要するにどうやって新しいサービスや物を生みだすかってことをやった。あとはビジネスプランの作り方。たぶんこの教授が一番要求しているレベルが高かった。最初の授業が終わってから10人以上消えた。インド人教授。
グループメート:シンガポーリアン2、インドネシア2
プロジェクト:プロジェクトは3つあった。一つ目はFortune500 company に完全に世の中に新しいプロダクトを提言すること。二つ目のは完全に世の中にとって新しいプロダクトを提言すること。最後のは個人プロジェクトでFortune500 company に新しいプロダクトやサービスを提言すること。(マクドナルドがピザを導入すべきだとか)




Asia Pacific Business: アジア太平洋ビジネス。これはStrategy系の授業。主に企業の国際化戦略を分析した。マレーシア人教授
グループメート:シンガポーリアン1、インド1、スリランカ1、中国1
プロジェクト:一つ目は香港のITベンチャーの国際化戦略のケース。これは幸運にもCEOにメールしたら返事がきてプロジェクトに協力してくれた。二つ目はシンガポールの建築会社のインド進出について。ここでも教授のコネで役員に会えて直接話を聞くことができた。




Intercultural Communication: 異文化コミュニケーション。コーポレートコミュニケーションの授業。Hofstedeの5 culutural dimentions とかをどうやってビジネスの現場で応用するかとか。
グループメート:シンガポーリアン3、中国1
プロジェクト:日本とシンガポールの出生率の低さを文化的な面から比較した。








これはAsia Pacific Businessのプレゼンの様子。ばっちり目つぶってますね。




後期は前期の反省を生かしてグループプロジェクトにかなりコミット出来ました。準備が全てです。締め切り前は学校に泊りこみでプロジェクトを仕上げたり結構きつい学期でしたね。あとプレゼンはかなり慣れてきてスクリプトが要らなりました。





授業:前期

ここでは実際にとってた授業を紹介します。



その前にSMUには面白い科目登録に仕方があります。基本的に全学生にE-Moneyなるものが配布され学生はそこから取りたい科目にBIDとします。つまりおバーチャルなお金でとりたい授業に対して競りをするんですね。たとえば人気科目には50ドル使おうだとか朝の授業には20ドルで十分だろうだとか。このシステム結構学生には人気がないみたいですが、ビジネスマインドを養うために導入したそうです。さすがビジネススクール。



あと基本的に授業は1コマ3時間です。



まず前期とってた授業から。




Marketing : 基本的なマーケティング101の授業。ベルギー人教授
グループメート:シンガポーリアン4人、韓国人1人。
プロジェクト:シンガポール発の化粧品会社のマーケティング戦略に対して分析と提言をした。あと何個かケーススタディやった。


Management of People at Work : 企業行動論。ドイツ人教授。
グループメート:ALLシンガポーリアン。
プロジェクト:中国のファミリービジネスについてのケースをやった。あと著名なOrganisational Behaviorの学者のWikiを作った。


Management Communication : ビジネスにおける交渉の仕方だとか、企業のイメージだとか、要するにコーポレートコミュニケーション。インド人教授。
グループメート:アメリカ1人(彼は起業したため途中帰国)、カナダ1人、メキシコ人1人
プロジェクト:シンガポールの郵便会社のロゴを変えてイメージチェンジを提言。あとは個人プレゼンでWao Moment を作れっていうお題がでて、日本とブータンの比較で経済成長=幸福じゃないっていうのをやった。


Training and Development : その名の通りトレーニングとデブロップメント。HRの授業です。シンガポール人教授。
グループメート:ALLシンガポーリアン
プロジェクト:プロフェッショナルスキルワークショップというのを各チームがやった。要するに企業で役に立ちそうな研修を考えて実際にやりなさいってこと。僕のグループは、自分をプロファイルして自分自身がどのような人間か知るってことによって会社で働く際に約にたつじゃんっていうワークショップ行った。DISCプロファイルです。


ちなみにこれはマーケティングのグループプロジェクト。



見てお分かりのようにグループワークが基本的に中心。だからプロジェクトのためにグループミーティングがしょっちゅうあります。



最初は知らない他人と、しかも文化のまったく違う人たちと働くっていうのは慣れなかったし自分の実力を発揮できなかった。ていうかそれ以前に知識量、つまりインプットのの量に圧倒的な差を感じて無力感バリバリでした。すなわち実力自体がなかった。



正直に最初のころほんとうに自分の能力のなさ、そして知識のなさに嘆き絶望する日々でした。どうしたらいいものかと考えるうちに、”きちんと完璧に準備をすればミーテイングで発言権をある程度確保できるし、グループワークに貢献できるなあ”と、とても基本的なことに気付き、ミーテイング前はトピックに関するものを読み込みでから参加するようになった。



それからは大分ましになったと思う。ただその中で強く思ったのは自分に能力のなさに愕然としたこと。一応日本のトップクラスの大学から来ているのだからシンガポールでもある程度通用するんじゃないかっていう考えがあった。正直最初は全くダメでした。なんど”こいつらやばい”と思ったことか。これに関してはまた今度お話したいと思います。



次は後期とった授業について。